Thursday, April 10, 2014

第1回 インタラクティヴ・ミュージック(前期)ガイダンス

東京芸術大学 インタラクティヴ・ミュージックの授業資料サイトです。
担当は松村誠一郎です。
本日はガイダンスです。


授業計画及び内容

1. ガイダンス、Pure Dataの紹介
2. Pure Dataの基本操作 
3. サンプリングの基礎と応用 
4. シンセサイザープログラムの制作 (音の合成と発振)
5. エフェクターを作る
6. アルゴリズムでシーケンスを作る
7. データの格納、保存、呼び出し 
8. 中間課題発表 
9. GEMで映像と画像を扱う
10. 物理モデルと映像を扱う
11. Webカメラを使う
12. ネットワーク接続(Open Sound Control) 
13. iPhoneでPure Dataを動かす(MobMuPlat 
14. 最終講評会 

使用ソフト

Pd-extended 0.43.4
http://www.puredata.info からダウンロードできます。
Mac, Windows, Linux用があります。
ただし、日本語版Windows Vistaだとなぜか出力音にノイズが乗るケースが報告されています。
Windows8での動作は未確認ですが、大きな不具合は報告されていません。

日本語Pure Dataポータルサイト。いろいろ情報をアップしています。

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Pure Dataで何ができるのか?

サウンドに特化している開発環境なので、音響合成や加工ができる。


簡単なパッチを作ろう

本日はガイダンスなので、Pdの紹介をした後にPdを起動して、簡単なパッチをみんなで触ってみます。
以下のパッチをダウンロードしてください。

マイクの入力からピッチ(音の高さ)を検出するパッチ。
pd-lesson1_pitch.zip

(右クリックで「リンク先を保存」でファイルを保存してください。)

デスクトップかなにかに保存したzipファイルを解凍すると、中にあるpd_lesson01_pitch.pdをダブルクリックして開いてください。

発展させれば、これができるかもしれませんね。

【誰得】メールをギターで出す方法 「The Email Guitar」



参考図書

中級者以上向け:美山千香士著 Pure Data -チュートリアル&リファレンス-
ある程度プログラミングの経験のある人向けです。

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